♥MYWAY 12000キロの真実♥ |
2012年 01月 27日 |

このタイトル何とかならなかったのか?
このなりふり構わぬ戦場を、マイウェイだなんて、どうしてこんな甘ったるい英語なんか使うのか?
地獄のような映像を2時間見せつけられてマイウェイだなんて、腹立たしい。

凄い映画で、久々に体が硬直した。
戦争映画を作るなら、これくらいの迫力と時間とお金を使って作って欲しいものだ。
「山本五十六」を中途半端に作った成島監督に言ってやりたい。
いや、私が言わずとも本人が「穴があったら入りたい」くらい恥ずかしい思いをしていることだろう。
「シュリ」「ブラザーフッド」を作った韓国のカン・ジェギュ監督。
痛い辛い場面ばかりで、緊張の連続だったけれど、極限の人間の本質を見事に観せてくれてさすが。
子どもだましのような、おざなりな表現で戦争映画と言わないで欲しい。日本映画は生温い。
と思うくらいの戦場だった。
もちろん戦場なんて私は観たことはない。しかし、これぞ戦場なんだなと思わせられる。
どうしても恐ろしい場面は情けなくも目をつぶってしまったが、辛くても観ることの出来る映像だった。
何と言ってもオダギリジョーは最高。
平和ボケした今の日本人には「阿呆か」としか見えないだろう皇国の軍人、長谷川辰雄を、非情なまで残酷に演じて、私はもう惚れてしまった。
こんな男はもう今の日本には居ないのか?
狂気を持ち、命をかける姿は、ちょっと反れた冷ややかな目で見ると滑稽かもしれない。
でも美しいと思う。軍人は美しくなければ駄目。軍服が似合わなけりゃ〜駄目駄目。
オダギリジョーは演技とは思えぬ程の強い狂気に近い目で凄い魅力。
彼のためなら奴隷になってもいいわ〜ってくらい惚れてしまいました〜。
久方ぶりです。この心のトキメキは。
ただ、よく考えてみるとこれは韓国映画であり、あくまでも韓国人は良心的であり、
「残酷極まりない威張り狂った日本の若き将校でも、生きたい為には敵国の軍服も着てしまう」という意味も含まれている。
日本人として死を選ぶか、ソ連軍の捕虜なってソ連の軍服を着るか、、と迫られた時、「死を選んで欲しい」と観客の私は思わないでも無かったが、「何でもいいから生きていて欲しい」と思ってしまったのは、惚れた弱みか?
ソ連から今度はドイツに、ドイツは当時日本の同盟国だったから今度は敵国の軍服ではなく、ドイツの軍服に着替えたオダギリジョー。これがまたカッコいい。
そこには、あの狂気のような軍人の美しさではなく、他人を思いやることの出来る男として現れる。しかし、私は、前半のオダギリジョーがより美しくより魅力的だと思っている。
ノルマンディー作戦はドイツを叩きつぶす連合軍が正義の味方であり救世主として語られている大作戦だが、今回はそのやられる側にいる長谷川辰雄。
事実を元にとしてあるが、所どころは事実であっても、こんなことってありえない。
大冒険活劇ストーリーであり、歴史映画と言うよりもエンターテイメント映画と言うべきではないだろうか?
チャンドンゴンも頑張ってたが、オダギリジョーには負けていたと思う。
# by harupy-15 | 2012-01-27 11:59 | 映画 | Trackback | Comments(6)
























