♡風が強く吹いている♡

友人に「いいよぜひ見て!」と薦められて、それほど乗り気ではなかったが、観に行こうとは思っていた。
しかし、その直ぐ後にマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を見て度肝抜かれて舞い上がって、
2度も映画館へ足を運んで、すっかり「風が。。。。。」を忘れてしまっていた。

行こうと張り切っていた熱が冷めると映画って何だか色あせて思える。
しかし、まだ上映中だったことが幸いし、「どうせスポコンものだろ?」
駅伝もそれほど興味ないしなぁ、、と思いながらようやく今日見てきた。



ところがである。
始まると同時にもう胸が、、何だこれは?
朝焼けの中を走るシーンでもう熱くなってしまった。やばい!
なんだなんだ私ともあろう女が、魔女を自認しているこの私が、泣きまくっていいのか?
どうして泣くのか解らないが、とにかくすっぽり駅伝の虜になってしまった。




とにかく走る姿が美しいのだ。若い筋肉が輝いているのだ。
何のゆるみもたるみも無い美しい肢体が颯爽と駆けぬける。


駅伝では名もなき大学の、部員もたった9人ぽっきりの弱小チームの、部長兼コーチ兼マネージャー兼食事係のハイジ(小出恵介)の目に留まったカケル(林遣都)という天才走者。

ハイジには大きな夢があった。
虎視眈々と長距離選手を狙っていたのである。その狙った罠にカケルは捕まった。

「俺たちで箱根を目指そう!」とハイジ。
「箱根駅伝?応援に行くんですか?」「否違う」
「温泉につかりに?」『違う、箱根駅伝を目指すのだ」



そうそう、よくあるスポーツ根性、ど根性の安っぽいドラマと同じながら、 何故だか、ぜ〜んぜんちがうのだ。安っぽくない。




ハイジがカケルに訊ねるシーンがある。
「長距離走者を讃えてその気にさせる言葉はなにか知っているか?」
カケルは答える「速い、ですか?」
ちがう「強い、だ」
見ていて私は叫びそうになる「違う、美しいだ」と。

ハイジとカケルが練習で揃って走るシーンがある。いや映画は殆ど走るシーンばかりだ。
しなやかな体、バネのように弾む足、ほんとに美しい。


毎年元旦に予選を通り抜けた強豪大学20チームが、東京から箱根までを駆け抜ける箱根駅伝。ご覧になっていることと思う。
私も時々テレビで観戦していたが、こんなに必死で手に汗して応援したのは初めてである。



こういう映画にあたるとつくづく思う。
「映画っていいなぁ」と。

三浦しおん原作、大森寿美男監督。


# by harupy-15 | 2009-11-17 22:34 | 映画 | Trackback | Comments(4)

三歳児の頭の中はコスモです。

月曜日はパパの出勤の車に乗っけられて定期便でやってくる三歳の彼。
まだ幼稚園には行っていない。
出かける時は「はるぴー幼稚園に行ってきま〜す」と張り切っているそうな。

月曜以外でも時々彼は臨時便でやってくる。
今日は火曜日。つまり彼は臨時便でやって来た。
昨日の定期便に引き続き二日連続の幼稚園となったのである。。
しかも今日は一日中雨だった。




雨の日のはるぴー幼稚園は困ったものだ。
家の中は遊び場と化す。






彼の頭に中はあらゆるドラマが広がっている。
時々「ガッタイ!」と叫ぶのも、そこに彼なりのドラマがあるからだ。


たのしいんだろうなぁ!
羨ましいなぁ。



今年の4月から2歳年上のお姉ちゃんが幼稚園に行き始めた。
先日ママが「ね〜来年から幼稚園に行こうか?」と訊いてみたらしい。
すると彼は答えた。
「もうちょっと大きくなってからでいいんじゃない?」






どこにも所属しないこの時期。
産まれてから幼稚園に入園するまでの貴重な時期。
のんびり母親と遊ぶ時期。
ひとたび幼稚園に入園すると、小学校、中学校 高校、そして大学、そして仕事。
目まぐるしく彼の人生は動き始める。

今、彼が所属するのは温かな小さな家庭。
しかし、彼の頭の中は広い大きな宇宙が広がっているのだろう。





とにかく、とにかく、今の大人は、この子どもたちに美しい地球を残してやらねばならない。
美しい日本を、希望ある未来を、この小さなかれらに引き渡さねばならない。

# by harupy-15 | 2009-11-10 20:34 | 日記 | Trackback | Comments(9)

♡マイケル・ジャクソン♡



もっと短い映画だと思っていた。
彼の死を悼んでの追悼の映画だと思っていた。
それが違った。
マイケルは燦然と輝く舞台の上でまさに生きていた。
 


こんなにまともに彼を見つめたのは初めてのことである。
DVDで「スリラー」を見たのと、YouTubeで4〜5分の映像を見たぐらいで、あとは何かと彼の奇行、変人ぶりをを騒がしく報道する心ないワイドショーで見たくらいである。




その報道も今にして思えば悪意に満ちたものばかりであったことに気付いた。そのまま信じていた私は愚かだったと胸の痛みを感じながら、映像に見入ってしまった。
昨夜のレイトはほぼ満席の状態。上映が終わったとき拍手が響いた。

「This is it」

まだ興奮覚めやらない。
久しぶりに今から全国ツアーに出ようとしていたマイケル。
第一回のロンドン公演を目前にして謎の死をとげた彼。
さぞ心残りだったことだろう。無念だったことだろう。
そのリハーサルのドキュメント映像であった。
彼の歌と踊りの芸術性、彼のひたむきさ、誠実さ、仲間や観客を思いやる温かみある舞台、死を目前にした人間にはどうしても思えなかった。

はち切れるリズム!
色気のあるしなやかなダンス、



マイケル・ジャクソン!
こんな素敵な男だったのか?
これだけの存在感を見せつけながら、もう彼はいない。
もう一度彼に会いに行こう

# by harupy-15 | 2009-11-03 09:15 | 映画 | Trackback | Comments(4)

10月に見た映画&DVD

<映画館で3本>
 
1、グッド・バッド・ウイアード(韓国映画キム・ジウン監督)
  (日記アップ済)

2、沈まぬ太陽(若松節朗監督)
  (日記アップすみ)

3、私の中のあなた(ニック・カサヴェテス監督)



泣く映画だと散々刷り込まれて「泣くもんか」と構えて出かけたにもかかわらず、結局泣いてしまった。
でも、どっぷり満点で泣いた訳ではなく、泣かされながらも、ここんとこ嫌だ、ここは変、と文句はたっぷりだった。私って素直じゃない?
多分ひねくれ者なんだろう。


母親(キャメロン・ディアス)の強い愛は解る。自分の娘が癌と診断されて長く生きられないと宣告されたとしたら、母親なら誰でもパニックに陥るだろう。しかし、娘を助けるために、医学的に手を加えて試験管で操作された全く同じDNAを持つ妹を産むところから、少し嫌悪感を抱いてしまう。
SF小説のようだけど、これはもう実際に行われている療法だそうである。
だいぶ前にニュースで聞き知り、その後どうなったか気にはなっていた。

次女は産まれると直ぐ臍帯輸血、3歳の時には、どこだったか忘れたがとにかく姉のために手術を受ける。泣き叫ぶ次女を押さえつけて麻酔をかる医者、ガラス越しにその様子を見守る父親と母親。私は辛くて映像も正視できなかった。妹の人格はどうなってるの?妹の痛みは?

何年も何年もずっと苦しみ続けているケイトを見るのも辛い。
心優しいケイトは血を吐きながらも家族のことを思いやる。気の毒な妹のことを思いやる。

家族は労り合っているが、母親は常にヒステリックである。ケイトを生かしたい!ケイトの命のためなら何でもする。と。

苦しみを引き延ばすだけではないのか?私はそう思う。
少しでも苦しみを遠ざけてやり、短くてもいいから静かで幸せな人生を与えてやりたい。そう思うのは愛情の少ない弱い母親だというのか?

妹が母親を裁判で訴える場面が最初にある。
これも最後はちょっと期待はずれでがっかりさせられた。家族愛の映画だったから、それはそれでいいのだけど、迫力に欠けたラストになってしまった。

しかし、読んでいないが、原作は映画とは全く異なる最後だそうだ。

これから映画を見る方に悪いから、これ以上のことは書けない。


<DVDで3本>

1、ダイアナの選択




アメリカのハイスクールで起きた高校生に寄る銃乱射事件がこの物語の発端。
クラスメートのダイアナとモーリーンはトイレの鏡の前でおしゃべりをしていた。その時教室では乱射事件が始まっていた。トイレまでやってきた犯人は銃を突きつけながらさけぶ、「どっちがいい?どっちか一人だけ殺す」と。
二人の恐怖におののく姿を凝視することが出来ない。観ている方まで恐怖のどん底に落とされる。
しかし、その後は、、、言えません。
DVDをみて下さい。
マイミクのヤスフミさんのお薦めで観ました。感想はメッセージで入れました。最後のどんでん返しが凄い!

2、新宿区歌舞伎町保育園



これはマイミクの,るき乃さんからの情報。ありがとう、るき乃さん。
多いに楽しみました。



歌舞伎町のホストクラブで働くカッコいいホストたち。
ひょんなことから捨て子を預けられ悪戦苦闘。黒いスーツでピシッと決めても、ミルクのにおいや・・・の臭いが (>_<) 
でもホストたちは頑張って、とうとう最後は歌舞伎町に保育園を作っちゃう。あっぱれ。
心があったまる素敵な物語だった。

3、荊の城
                 
イギリスの推理作家サラ・ウオーターズ原作。
イギリスのテレビドラマのDVD化。テレビドラマとは思えない重厚な内容である。
ビクトリア時代のイギリス貴族と一般市民の生活は想像を絶する格差時代で、その中で、二人の女性の生涯がドラマチックに展開する。

演じる女優サリー・ホーキンズとエレイン・キャシディがまた美しく清楚で艶かしく、二人のレスビアンのセックスシーンも息を殺して見ほれてしまう。
残酷な映像、美しい映像、上下二本見終わったらドッと疲れが出てしまった。
  

終わった後もまた観たくなり、とうとう上下2本とも2回観て、またまたグッタリ疲れ果てたが充分楽しむことが出来た。
イギリスの時代物がお好きな方には超お薦め。

# by harupy-15 | 2009-11-01 23:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ただ券は高くつく・イエイ (;¬_¬)

妹からシェラトンホテルの松泉宮(温泉)の入場券が2枚送られてきた。
佐賀に住んでいる妹の娘が里帰りした時、何かの抽選で引き当てたらしい。
妹はまだまだ先だからとのんびりしていて、ハッと気付いたら期限は10月31日。後何日も無いことにあわてたらしく
「忙しくて行けないから良かったらどうぞ」と電話がかかてきた。
「遊び人」の姉と違って妹は「仕事人」である。夫婦で会社を立ち上げて経営し成功している。何よりも仕事優先なのである。

遊び人の私はもちろん行きますとも、と二つ返事。
シェラトンなら我が家から車で10分も走れば着いてしまう近さだもの、と、ありがたく頂いて、今夜は夫と二人で仲良くお出かけ。


私たち夫婦は趣味も違うし、いつもすれ違いだけど、まぁたまに一緒ってのも新鮮な気分と言えば言えなくもなく、夜はホテルで食事しようってことで。ちょっとワクワクと。

海の近くだから温泉も塩味がしていいお湯だった。何てったってタダなんだし。
のんびりふやけた後はホテルのレストランでディナー。
堅苦しいレストランはさけて、気軽なバイキング「パインテラス」にする。
夫はワイン飲み放題コースを。私はがつがつ食べ放題。
飲む程に酔う程に夫は関わっている自治会の手柄話を嬉しげに話す。
興味の無い私は相づちも打たない。
でも、それでいいのだ、それで上手く機能している二人なのだ。
夫は私に言う「羨ましい。人の目を気にせず自分の思い通りに生きてるから」と。
「これでも我慢してることも多いのよ」と私。



温泉は確かにタダだったけれど、夜のバイキングは二人合わせて1万2千円なり。
トホホ、タダ券は高くつく。

ホテルを出ると、夜風が冷たくて心地よく、月の光にいい気分となり、ちょっと遠回りして帰った次第。
 イエイ (;¬_¬)

# by harupy-15 | 2009-10-30 23:29 | 日記 | Trackback | Comments(7)

映像化された「沈まぬ太陽」



山崎豊子著の『沈まぬ太陽」を読んだのはもう、7〜8年前だっただろうか。
主人公の恩地にどっぷり惚れて、悔し涙を流しながら汚い社会に腹を立てながら読んたものである。清廉潔白、悪と戦う強い男、不条理に立ち向かう正義の男、もちろん恩地は実在の人物で、マスコミでは本名もきちんと明かされていた。

実在だとすると,これほどの男がほんとにいるのか?と疑問もわいてくる。
原作を読み終わった直後は別として、時が経つにつれて、彼の「泣き言」や「恨み節」「日航憎し」の執念深さや嫌な部分も見えてくる。

現在も赤字経営で存続すら危ぶまれている日本航空にとっては、泣きっ面にハチ、映画製作側にとっては、まさにグッドタイミングなこの時期の上映となった。初日の第一回上映で見たが、ほぼ満席だった。

国家の介入する巨大組織、政治家との癒着、不条理な人事、ドキュメントなのか小説なのか?一応日本航空は国民航空と名前を変えているが、日本航空が協力を拒否したのはあたりまえだろう。

ただ彼が転々とした地、アフガニスタンのカラチ,イランのテヘラン、ケニアのナイロビ、などの転勤は、会社の嫌がらせ人事でさへなければ、なかなか行きたくても行けない国だし、素晴らしい体験が出来ていいなぁと、私のような旅好きなものには心をかき乱されもする。

映像にするのは難しいと言われていた。しかし、細かな点には目をつむるとしても、原作に忠実に作られていて、その点は感心出来た。

全5巻からなる原作をなぞったような内容で、だから途中に休憩を入れるほどに長々とならざるを得なかったのだろう。
御巣鷹山の事故の映像は、本で読む以上の迫力があるのは映像の力である。事故で亡くなられた方々の無念や家族の怒りもあらためて胸に迫る。
涙無しには見られない。


ただ私は、いつもの悪い癖で、原作を読んで自分なりのイメージが出来上がっているものには、どうしても主演の俳優にすんなり入れない。
今回主演の渡辺謙も、何も知らずに観ると熱演でいいのかもしれないけれど、あまりにも猛々しくてやっぱり、受け入れられなかった。

私なりの主人公の恩地は、もっと静かな男で、正義感を強く持ち、内に秘めた情熱家であり、心優しく、緻密で、それでいて権力にも立ち向かえる強さを持つ、男の中の男。一見渡辺謙でピッタリか??
だけど、彼の必死の熱演を観ていると,「やっぱり違うなぁ」と思ってしまった。

しかし、映画そのものには「よくやった」と惜しみない拍手を送りたい。

# by harupy-15 | 2009-10-27 09:00 | 映画 | Trackback | Comments(5)

10月に読んだ本

1、
太陽を曳く馬 下巻(高村薫)

高村薫「晴子情歌」三部作全6冊。7年程の歳月をかけて書かれ完結。第一部から発売と同時に読み始め,読者も彼女と同じ7年の歳月をかけて読み終わったことになる。
高村薫は何を考えているのか!凡人には分かり辛い。しかし凡人の私も、何とか途中で投げ出すこともなく、全6冊を読み終えて、ため息をついている。彼女の脳裏には何が貯蔵されているのか?彼女は何が言いたいのか?



母晴子と息子彰之、彰之と実父栄、彰之と息子秋道の物語。
分からないながら得るものはたくさんあったような気がする。時間があれば、晴子からまた読み直してみたい作品。
軽々しくどのような作品だったと説明できないもどかしさが残る。









2、
ローマ人の物語 12巻 迷走する帝国(塩野七生)
迷走を始めるローマ、皇帝は自殺や殺害によって次々と変わって行く。
次第にキリスト教の繁栄に飲み込まれていくローマ帝国。
年内に全15巻読み終える私のプランは確実に実現できそうである。もう13巻を読み始めているので来月始めには読み終わり14巻へと進むだろう。ワクワク。
塩野七生の苦労からすれば小さなものだけど、もうじき達成できると思うと、感動の前触れがやってくる。

3、
終の棲み家(磯崎憲一郎)


第141回芥川賞受賞作。まぁ、芥川賞らしき、いかにもな作品。
主人公に名前は無く、彼で通し、妻と結婚するが晩婚の二人はうかれたような愛の会話は無い。娘が生まれてもあまり何も変わらない。
淡々と時は流れ、何年も口をきかない夫婦が、ごく当たり前に暮らしている。妻は彼を見ていない。彼の顔を素通りして遠くを見つめている。
彼は浮気をする。ごく当たり前のように,しかし夫婦は分かれない。
そして、ついに彼は家を建てる。妻はいつも平然としている。

何故か、どこの夫婦も実はこんなもんじゃないのか?と思ってしまう。


4、
新とはず物語(杉本苑子)

鎌倉時代、後嵯峨天皇の愛人として仕えた二条が、赤裸々に性愛体験書き綴った日記「とはずものがたり」が発見されたのは昭和15年だったそうである。これはその日記を、杉本苑子の手に寄って、恋人の西園寺実家の目を通し書かれている。
面白かった。一気に鎌倉時代の宮中の世界に引き込まれてしまう。まるで源氏物語のような世界。
しかし、私が気に入ったのは二条のしたたかさである。女性になんの権利も無かった時代に自分の強い意志を持った女性がいたという事実。勉強不足であった。
どうしても原文の日記が読みたくて,早速アマゾンで購入。
次田香澄著全訳上下、これも今年中には読み終わろうと思っている。


5、
愛の年代記(塩野七生)
 
なんといってもこれは女性におすすめ。女性の必読書だと思う。
16〜17世紀のヨーロッパの貴族の生活。ラブストーリーなんて簡単に言える恋愛ではない。
まさに命をかけた恋。残酷な本当にあったお話。
我々現代人は、八つ裂きにされても構わないと言う恋を成就できるか?
私は、読みながら何度も感極まってむせび泣いた。久しぶりのことである。
こんな恋物語こそ映画にしてくれ。
しかし、この世のものとも思えない美しい貴公子を演じられる俳優が果たしているだろうか?。
そこが問題。

# by harupy-15 | 2009-10-26 00:14 | 読書 | Trackback | Comments(0)

♪葉加瀬太郎のバイオリン♪

私が初めて葉加瀬太郎を知ったのは,20年前にさかのぼる。
宮崎の夏の夜の祭典「フェニックス・ジャズイン」の野外ステージで、彼がまだ芸大生のころであった。日が沈みかけ一番星が瞬き始める頃、暮れなずむ夜空に響いた彼のバイオリンの音色は強烈で心がとろけるような美しさだった。

覚えていらっしゃる方も多いと思うが、当時彼は「クライズラー&カンパニー」のメンバーで芸大生トリオとして活躍し始めた頃である。今みたいに太ってもいなくて、髪ももじゃもじゃではなかった。
フレッシュで爽やかな学生たちの奏でるクラシックは、軽快なポップス調にアレンジしてあって、まさに私の求めていたもの、クラシックの美しい音色はそのままに、あの重々しさだけを取っ払った軽やかなリズム。チャイコフスキーの「白鳥の湖」やクライスラーの「愛の喜び」モーツワルトの「トルコ行進曲」などなど、野外ステージの夜空にぱーっと舞い踊った。
聞いた瞬間にわたしは虜になった。


あれから20年。私の好きだったクライズラー&カンパニーは解散してしまった。葉加瀬太郎の一人勝ち?
彼はすっかり貫禄つけてメジャーになってしまった。
後の二人はどうしているのかしら?







テレビ番組のテーマ曲やセリーヌ・ディオンとのコラボレーションコンサートなど、彼は時代の寵児となってしまって、何だかなぁ、、、と思っていた。
あまりにも有名人になってしまうとちょっぴり寂しいファン心理?
しかし、昨夜のコンサートはやはり美しいバイオリンの音色、激しいリズム、葉加瀬太郎君ならではの心地よさ。
立ち上がって手拍子足拍子、大騒ぎして腑抜けになってしまった。
都城の会場まで車飛ばして出かけて良かった。
まだ新しいコンサート会場も素晴らしかった。
とにかく久しぶりの葉加瀬太郎との再会。
愉しい夜でした。

# by harupy-15 | 2009-10-20 14:02 | 日記 | Trackback | Comments(6)

孫の運動会

私には三人の孫がいる。
高校3年生の女の子、5歳の女の子、3歳の男の子、三人とも私の長女の子どもである。
長男はいまだ独身、次女は結婚はしたけれど子どもはいない。
まさに現代の世相を反映している。これを見るだけでも日本の少子化ごもっともと思わざるを得ない。
長女が三人の母親になってくれたおかげで,私たち夫婦も孫の可愛さを味わうことが出来た。
孫は理屈抜きで可愛いく、いとおしい。
孫のことを思えば、将来の日本の姿が不安になってくる。

ところで、昨日10月11日は、5歳の孫の運動会だった。




台風も去り秋晴れのいいお天気。
ったく、、両親に任せればいいものを、最近のジジババどもは出しゃばるヤツが多い。デジカメもってウロウロするものだから、ババァとババァが衝突もする。孫の出番はあっという間に終わるから「すみません」「しつれいしました」なんて流暢なことも言っていられない。お互いぶつかりっぱなしの無礼講だ。
早くデジカメに納めないと〜〜〜

一人の園児に二人の両親と祖父母が4人。園庭は大混雑であった。
実は、うちの娘婿(パパ)は一週間ほど前からアメリカのボストンへ出張で、運動会の前日に帰ってくることになっていた。
その間台風もウロウロしたし、もしも台風で飛行機が飛ばなかったら間に合わない。
娘は「台風だろうが何だろうが絶対帰ってきて」と命令し、彼は運良く台風にも遭わず運動会前日の最終便で宮崎に帰ってきたのである。

帰って来れてよかったよ。
お遊戯のプログラムはパパと園児たちで踊る「崖の上のポニョ」
 ♪ポニョポニョポニョさかなの子♪
まだ多少時差ぼけながら見よう見まねで踊るパパ。
嬉しそうな孫のS子
( ^_^)/□☆□\(^_^ )

踊りの最後はパパがしゃがみ込み我が子を抱いて立ち上がる、こどもはパパにしがみつく。
何十組ものパパと子がしがみついた姿は圧巻だ。
幼稚園もやるなぁ、、涙涙の演出だなぁ、と周りをふと見ると、涙を浮かべているのは私だけ?
みんなニコニコ、、なんだなんだ、みんな冷静だこと!







パパとママと三人で走る障害物競走、にも、ちょっと涙が、、







ママの手づくりのお弁当。
いつの間にこんなお料理上手になったのかしら?


最後はリレー。しかも「赤いタスキ」をかけて走るアンカー!
ね、カッコいいでしょ?
と言っても,,全員で走るリレーで、背か一番高いからアンカーになったってだけ、なんだけど、
でも、如何にも速そうでしょう?



# by harupy-15 | 2009-10-12 16:28 | 日記 | Trackback | Comments(8)

待ってました!これぞ娯楽映画!



映画は娯楽,それ以上の何も望まない私は中途半端な娯楽ではなく、遊び心満載のエンターテイメントな度肝を抜く作品が大好き。
その上おしゃれで粋で、もちろん主役はかっこ良く、そんな映画を待っていた。

そう、この「GOOD・BAD・WEIRD」これぞまさしく私の待っていた娯楽大作。これだけ観客を面白がらせてくれる映画もなかなか少ないのではないか?
「韓流マカロニウエスタン」とでも言うべきか?みっちり2時間あっという間(@_@)

最近の映画は、理屈っぽかったり,説教臭かったり、癒しとかほのぼのとか、まだるっこい作品が多かった。いやそれらも含めて映画は娯楽なんだけど、どうも私にはどれもなんだか、不満が渦巻いていたのである。



やりました韓国映画。どーんと大きな打ち上げ花火が大音響とともに打ち上げられた感。

韓流メロドラマにも韓国歴史物にも乗れなかった私が、このいい加減なハチャメチャな作品にトロトロに酔ってしまった。
1930年代(昭和の初期)の満州の荒野を走る蒸気機関車。中ではソン・ガンホ扮するドロボーがピストル打ちまくって略奪を働いていた。
そこへ現れたのがイ・ビョンホン扮する極悪非道の馬賊団のボス。
ガンホはあわてて逃げ出すが何も知らずに地図を持って逃げる。血眼になって地図を探すボス、ビョンホンはもう頭の先から足の先まで悪いヤツ、それはそれはかっこい悪である。

そこへ現れたのが懸賞付きの犯人を追うハンター。懸賞のかかったドロボーを捕らえようと追いかける。満州の大平原。馬でおうハンター,足が長くてしなやかで馬上姿が凛々しくて、長いコートををなびかせて、走りながら銃を構える姿がなんと美しいこと!
あれれ、ビョンホンよりいい男。
知らなかったは迂闊であった。韓国スターにこんないい男がいたのか?













とにかく映像を見なきゃ分かんないでしょ?
私が一人息巻いても。
映画はめったに見ないという人でも,たまには大画面でデタラメな西部劇もどきを観て英気を養って欲しいな〜。
日本軍も出てくるけれど、間抜けでやられっぱなし。ちょっと悔しいけれど、これも娯楽作品だからね,今までの日本軍と違って可愛らしい。

ところで地図は何の地図だったのか、、これはお教え出来ません。

誰がGOODで誰がBADで誰がWEIRD?三人三様みんな韓国の大物スターで演技が光る。
CGなしの実写で命がけ。
日本人にはこんなスリリングな役をこなせる俳優いるのかしら?

音楽がまた調子よくて乗せられっぱなし。エンディングは何故か日本のオレンジレンジで派手にがなりたてる。
久々に超お薦め☆〓☆⌒☆⌒☆彡  (^▽^キャッキャッキャッ



# by harupy-15 | 2009-10-04 15:30 | 映画 | Trackback | Comments(8)

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